Pacific Energy Functions List(機能一覧)

Pacific Energy Functions List(機能一覧)

Pacific Energy製品シンプルな操作と構造、その頑強なボディに秘められた革新的技術。

◆二次燃焼空気の自動調整システムEBT2搭載
大容量のバッフル・システム、火室内を守る頑強なボディ構造、ワン・レバー操作や「ナイフ・エッジ」、自動密着灰捨てシステムによる完全なる密閉性。
そしてキャスト・アイアン(鋳鉄)が堅牢なスティールボディを覆うフローティング・システムの採用により、EBT2は煙突内のドラフトを利用した2次燃焼空気の細やかな空気配分、流れを作り上げ、よりクリーンそして経済的な燃焼を実現します。
殆ど針葉樹しかないようなカナダ・バンクーバー沿岸部のダンカン島で作られるパシフィックエナジーは、勿論気兼ねなく針葉樹を燃やすことができます。
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◆ バッフル・システム
パシフィックエナジーは、シンプル構造ながら特徴的なクリーバーシステムの先駆者として知られています。
面を利用した大容量のバッフル・システム=2次燃焼機=はそのもっとも特徴的な部分です。
通常のクリーンバーンは細いパイプにより2次燃焼用空気を火室内に送り込んでいます。
この方式ではパイプ付近でしか2次燃焼が促されません。
オルデリーシリーズに採用されるボックス化された2次燃焼機は、考え抜かれた1次燃焼用空気の流れと相まって炉内全体に大量の空気が降り注ぐよう設計されており、常に最大限の燃焼効率を実現します。
グレード304鋼板材が使用され、完全なる溶接によりベース板が組み合わされたデザインは一般的なクリーンバーンパイプの3倍以上の耐久性を実現します。
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◆エアーウォッシュシステム
多くのストーブはガラス上部から真下に流れる力を利用していますが、パシフィックエナジーは30年間に及ぶ研究と経験により、火室内における最良の空気の流れを実現しました。
パシフィックエナジーのエアーウォッシュは、火室内で暖められたより圧力のかかった空気をガラス中央部に集め、そこから左右にクロスしながら弾けるように下部に流れ、きれいなガラスから鮮やかな炎を楽しむことができます。
また、このシステムは低音燃焼時においても効果を発揮しますので、クリーンバーンの低燃焼時の弱点を克服し、あらゆる状態においてガラス表面はクリーンに保たれます。
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◆ フローティングファイヤーボックスシステム(浮かぶ燃焼室)
薪ストーブの炉内は常に熱や熱風にさらされます。
熱による鋼材の疲弊による寿命は薪ストーブの宿命だと考えられています。
しかしパシフィックエナジーは妥協をしません。
4~8ミリの厚いグレード304鋼板によるボディ構造はそんな業界の「当たり前」を打ち破り、鉄疲弊によるストーブの寿命を限りなく延ばしています。
トップ部に位置するステンレススチールの頑強な2次燃焼ボックスが最も高温化する炉内上部を守り、後部のぶ厚いブリックレールが前面を守ります。
鋳鉄ボディの中に独立したスティール構造の炉が存在する独特の構造から、「フローティング(浮かぶ)システム」と名付けました。
シンプルでありながら素材コストをかけた頑強な構造は、ホット、クールが繰り返されることにより起こる鉄の伸縮に強く、それが原因で起こり得る割れや歪みといった薪ストーブのもつ弱点を克服し、鉄の寿命が尽きるまで使用することを可能としました。
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◆ ドアの完全密閉を実現する「ナイフエッジドア」
多くのストーブが「密閉」を謳いながら、実はドア部から空気が流入します。
パシフィックエナジーのフロントドアが密着するドア内側のフレームには鋭く切り立つ「ナイフ・エッジ」が採用され、ドアの隙間より炉内に空気が入り込むことを防ぎ、完全なるドアの密閉が実現されました。
「ナイフ・エッジ・ドア」は完全なる密閉により、本体下部の給気口からしか空気が流入せず、長時間燃焼が維持されます。
※ 但しエッジの角先端部はやすりで落としてあるため、けがをする心配はありません。
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◆ 外装は鋳鉄、炉内は鋼板の二重構造
頑強な鋼板製ボディ(火室)を鋳鉄パネルが覆うフローティング・システムはオルダリー・シリーズに独特の存在感を与えました。
鉄が本来持つ伸縮性に柔軟に対応し、本来それが原因で起こり得る割れ、歪みの可能性を著しく低減、一方で鋼板の「熱しやすい」特質で素早くストーブを暖め、蓄熱性に優れる鋳鉄パネルに熱を伝導し、鋳鉄の輻射力により熱を部屋の隅々まで飛ばします。
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◆炉内の機密を高めるバネ式アッシュダンパー
多くのストーブが実は灰受け皿など本体以外から余計な空気が流入していますが、パシフィックエナジーのセルフ・シーリング(スプリング密閉式)灰捨てシステムはスプリングによる密閉性を利用し、この問題を解決しています。
レバーにより手動で開き、スプリング作用により自動的に閉じるので安全かつ確実に密閉を維持します。
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◆ レバー1本で簡単な空気調整
操作は給気(空気の量)をコントロールする1本のレバーだけ。これですべての燃焼をコントロールします。

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