長年使用した薪ストーブの更新を依頼され下見に行きました。

20数年前のモデルは現在のクリーンバーンやハイブリッド燃焼といった高効率・クリーンな現行機種への交換は薪の消費量や暖房能力の面で大きな効果が期待できます。
同時にこれまでの20年間で蓄積されたリスクや使い勝手の悪さをリセットすることです。
下見の段階でユーザー様が心から安心・安全を実感できる煙突・壁面の改修交換を提案致しました。
当時は室内をシングル煙突や、仕様の古い二重煙突が使われているケースが多々あり、断熱二重煙突へ交換することでドラフトが劇的に改善し現行機種の持つ本来の燃焼効率を引き出せます。
タールやススが劇的に減るため煙道火災のリスクを最小限に抑える最大の安全提案になります。
長年の使用で壁内部の木枠や下地が熱でゆっくりと炭化していく低温炭化は目視しづらい危険要素です。
今回の解体・設置のタイミングで開口部をしっかり検査し現在の安全基準(十分な離隔距離と遮熱仕様)に適合した改修する提案をしました。

旧機種のサイズによっては毎回薪を小さく割るのが大変だったというケースがあります。
40〜50cmの薪がストレスなく横向きに入るワイドな火室を持つ機種を提案し毎年の薪作りの労力を軽減できます。
古いストーブから現代のクリーンバーンや触媒機に変わると操作感や薪の管理方法が変わります。
乾燥した薪の重要性を改めて伝え、高効率ストーブは、薪の水分量(20%以下)を使用する事が必須です。
未乾燥の薪を使うとガラスがすぐに真っ黒になり本来の性能が出ません。
新しいストーブは燃費が良いですが薪の乾燥度合いが左右されますとお伝えし導入後の思ったより暖まらないというミスマッチを防げます。
古い機種に比べて現行機種は少ない空気量でじっくり巡航運転させるのが得意です。
レバー一本でのスマートな操作感などこれまでの忙しい空気調整から解放されるメリットをしっかりアピール。
20年以上の愛着あるストーブを手放す寂しさを上回るこれからの20年をより快適に安全に過ごせるワクワク感をお届けしたいです。
今回の下見を経て、具体的にどのような機種(クリーンバーンか触媒・ハイブリッドかなど)を提案して検討して頂きます。
