シングル煙突から薪ストーブの余熱が取れると言われ設置した、弊害ばかりの煙突工事
◆シングル煙突から薪ストーブの余熱が取れると言われ設置した、弊害ばかりの煙突工事
長野県軽井沢町の住宅で煙突掃除行いました。
室内側吹き抜け部分がオールシングル煙突施工のため小バケツ一杯程度の煤を回収しました。
余熱を利用するためと称し、工事業者からシングル煙突を薦められて施工となったようです。
シングル煙突は焚き付け時のドラフト効果も少なく、室内に煙が噴き出すばかりか薪の燃焼効率が悪く、排熱が冷やされて煙突内に煤やタールを貯めてしまい、頻繁に煙突掃除をするためメンテナンス費用も嵩みます。
シングル煙突施工は初期費用が安く、価格で選択しがちですがトータルコストで比較するとオール二重断熱煙突が圧倒的に有利です。
薪ストーブを設置する時は安全・安心して薪ストーブを使用するためにもオール二重断熱煙突で設置しましょう。
炉内の耐火煉瓦も各所にひび割れが見られます、急激な温度変化で痛みが早いようです。