急勾配の屋根出し煙突の開口しました。

勾配がきつく立っていることが出来ないので高所作業車を使っての屋根の開口、作業車の箱を足場代わりにして行いました。
急傾斜屋根での煙突開口は足場の確保が最大の難所になります。
今回のように屋根面に立ち続けることが困難な現場は高所作業車の作業バケットを実質的な足場・作業床として活用して施工を行うのは現場の安全を確保する上で極めて有効です。
●安全管理・作業体制の徹底
作業箱を屋根面に極力近接させ無理に体を乗り出さずに作業できる位置決めを行い。
作業箱のフックにフルハーネス型安全帯を常時締結。
部材・工具の落下防止に配慮する。
急勾配屋根での開口作業では切り取った屋根材や電動工具ビス類が屋根面を滑り落ちるリスクが高まりますので工具には必ず落下防止ストラップを着用する。
開口時に切り取った部材は切り離した瞬間に滑走しないよう手元で確実に保持しバケット内に即座に回収する。
●急勾配における「防水処理
屋根勾配が急になればなるほど雨水が屋根面を流れる速度が速くなり、強い風雨の際にはフラッシングの上部や側面に水が吹き込みやすくなります。
フラッシング上部の水切り板は屋根材の下に十分な深さまで潜り込ませ水上からの巻き込みを防ぐ処理が必要です。
バケット内からの作業は通常の足場上と比べて体制が制限されることがあるためブチルテープやコーキング材の押さえつけ・密着作業で施工不良が起きないよう丁寧な仕上げが求められます。
●屋根面が急傾斜している場合、目視による水平・垂直の感覚が狂いやすく作業箱の位置を微調整しながら下げ振りや水平器などを活用し煙突芯と開口部の垂直が正確に出ているかを確認する。
作業箱の位置調整やアームの操作など不安定な傾斜屋根上での直接作業を回避できたことで初期施工の大きな山場は安全にクリアできました。
後のフラッシング取付やチムニーTOP周辺の防水処理、煙突の固定作業も引き続き安全第一でお進めます。
