風圧帯を解消する工事の下見に行きました。

高台の障害物の無い住宅に強い風が吹き付け煙突から薪ストーブ本体に逆流するため煙突を増設して風圧帯を解消する工事の下見に行きました。
風が建物にぶつかった際に起きる気流の乱れ(風圧帯)がダイレクトに煙突を直撃している状態です。
風が強い日に煙突から室内に向かって空気が押し戻され逆流が起きている典型的なケース。
屋根の最高部から水平距離で3m以内なら棟より60cm以上高く。
3m以上離れているなら棟から水平に引いた線から10度下がったラインよりも煙突トップが上に出す。
高台の吹きさらしの場合はこの標準基準ギリギリよりもさらに数十センチほど余裕を持って高く設定した方が安全なケースが多いです。
逆流を防ぐために煙突を伸ばすということはその分風を受ける面積が増え横風による負荷が格段に強くなります。
高台の強風に耐えるため支持脚の固定位置がしっかり確保できるか耐風圧性を高める固定補強の確認が必要です。
高台の住宅は、風が建物に強く当たる面と通り抜ける面の差が激しくなります。
室内が気密気味で薪ストーブが室内空気を使って燃焼している場合室内の負圧も逆流に拍車をかけている可能性があります。
現在のトップが通常の丸トップなどの場合は風圧を逃がしやすい防風トップへの交換も視野に入れると効果的です。
高台の開放的な立地は景色が良い反面風のエネルギーをまともに受けるためストーブのドラフトをいかに安定させるかが決め手となります
