長野県上田市の別荘に設置してある薪暖炉の点検を依頼されました。

薪暖炉と煙突の点検・修理の下見に高地に有る別荘へ伺い点検の結果経年劣化でドアヒンジ、耐火モルタル、ガスケットロープなどの修理行うことになりました。
標高が高い場所や寒冷地では暖炉は単なるインテリアではなく死活的なライフラインしっかりとしたメンテナンスが欠かせません。
経年劣化が見られる箇所の修理について
ドアヒンジの調整・修理は長年の熱による膨張と収縮で大きな負荷がかかり密閉性が損なわれています。
耐熱性の高いカッパーグリスなどを薄く塗布するとスムーズな動きが長持ちします。
耐火モルタルの補修、火床や燃焼室の壁面は直接火にさらされるためクラックが発生。
古くなったモルタルをワイヤーブラシ等でしっかり落とし霧吹きで少し湿らせてから新しいモルタルを塗ると食いつきが良くなります。
施工後すぐにフルパワーで燃焼させると水分が急激に蒸発して再び割れる原因になります。

ガスケットロープを交換、気密性を保つためここが劣化すると過燃焼を招きます。
溝に対して細すぎると空気が漏れ太すぎるとハンドルが閉まりにくくなります。。
ガスケットセメントを溝に塗りロープを押し込んだ後は一度ドアを閉めて形を馴染ませた状態で硬化させます。
気圧の低い高地では平地よりもドラフト上昇気流が弱くなる傾向があり煙突内部の煤の付き具合を見てトップに鳥の巣などの障害物がないかも併せてチェックします。
作業完了後に実際に火を入れて空気調整のテスト燃焼を行います。

Follow me!