薪ストーブを設置する際の炉台について
◆薪ストーブを設置する際の炉台について
①炉台の大きさ
一般的に炉台は薪ストーブが置ければ良いと思い制作する方が大半ですがお薦めは間口1500㎜×奥行き1200㎜以上が望ましい。
大きく感じるかもしれないが設置後にユーザー様は「もっと大きい方がよかった。」と言われる事が多いです。
薪ストーブを使う際にツールやアクセサリーが意外と多く炉台が小さいと置く場所が確保出来ない、薪のゴミが周辺に散らかる・・・などです。
②炉台の形状
・レンガや石材を用いて床より一段高くする。
存在感、メリハリがあり多く作成されています、歩行の際段差のへりにつまずかないよう注意。
・土間のように一段低くする。
薪から出るゴミや薪ストーブの灰が散らかり難い反面薪の投入に登り降りが面倒。
・床と均一のバリアフリー
タイルなどの素材で床と同じ高さ(バリアフリー)どんなに大きく作成しても床と同じように使えるため便利。
近頃の新築住宅は薪ストーブを置くリビング全体をタイル仕上げの住宅が増えています。
③薪ストーブ本体の設置位置
薪ストーブ本体を炉台中央に設定すると左右の炉台の広さが均一になり見た目は良いが道具を置く時に中途半端になる。
薪ストーブを左右どちらかに寄せて広く使える炉台の方が使い勝手が良い。
薪ストーブの設置は炉台のサイズ、形状、薪ストーブの配置も重要です。
床より一段高く・右側にスペースを確保
床より一段低く・中央置き
バリアフリーで中央を避けた配置
リビング全体が大判タイル(600㎜角)仕上げ