草刈りの途中でエンジン草刈り機が急停止しました。

作業を中止しエンジン周辺を点検すると燃料が溢れています。
エンジンの熱さで吹きこぼれたと思いましたが休息後にも始動しません。
カバーを外して各部分を点検するとプライマリーポンプが破れ燃料が廻っていません。
部品の交換まで草刈りを中断します。
プライマリーポンプが破れると燃料をタンクからキャブレターへ汲み上げることができなくなるだけでなくそこから二次エアーを吸い込んでしまい適切な燃料濃度で作れなくなるためエンジンは始動しなくなります。
作業中断は非常にもどかしいところですが安全のためにも部品交換前の再始動はできません。
●燃料が溢れていた理由
ポンプが破れたことでプライミング操作(指で押す動作)やエンジンの負圧によって燃料が破れ目から外へ漏れ出しています。
熱で膨張したタンク内の圧力が破れた部分から漏れ出し燃料を外に押し出してしまいます。

●部品調達と交換について
プライマリーポンプは比較的安価でDIYでも簡単に交換できるパーツです。
HSなどの農機具コーナーに汎用のプライマリーポンプが数百円で常備されています。
ポンプの外径・内径・高さによって「大・中・小」などの規格があります。
できれば破れたポンプを取り外してホームセンターへ持ち込み現物とサイズを見比べるのが一番確実に適合品を選べます。
●交換作業の注意点
作業前に燃料タンクを空にし火気のない屋外で行う。
ポンプを押さえている金属のプレートを止めている精密ネジを外します。
ポンプを外した際キャブレター内部にゴミや砂が入らないよう注意して拭き取ります。
新しいポンプを元の向き・位置にセットしプレートを均等に締め付けます。
●交換後の始動確認
プライマリーポンプを数回押し透明なポンプ内に燃料が満たされリターンホースを通ってタンクに燃料が戻っていくのを確認します。
以前何度も始動を試みた際に吸い上げられなかった燃料や漏れた燃料でプラグが湿っている可能性があります。
もし始動しない場合はスパークプラグを外して先端を乾いた布で拭き数分乾かしてから戻して再試動します。
