商業施設のピザ窯、年に一度の煙突掃除。

単なるメンテナンスではなく、火災予防と店舗の衛生管理のために極めて重要な作業です。
ピザ窯の煙突には煤やクレオソートが蓄積し、これらが原因で煙突火災が起きるリスクがあるためです。
一般的な作業は、周辺の容養生、厨房内やピザ窯本体を汚さないよう、ビニールシートで徹底的に保護します。
煤の除去は煙突専用のブラシを使用し、内壁に付いた煤を落とします。
煤が溜まりやすいL字部分や排気ファンの周辺を重点的に清掃します。
剥がれ落ちた煤を工業用掃除機で回収し、産業廃棄物として適切に処理します。
最終点検は煙突の腐食やひび割れ、接合部の緩みがないかを確認します。

商業施設の場合、家庭用とは比較にならないほど稼働時間が長いため、以下の条件に当てはまるなら半年に1回、あるいは3ヶ月に1回の清掃が推奨。
使用する薪の種類によりタールが溜まりやすくなる場合が有ります。
調理量が多く1日の提供枚数が多いほど、排気量が増え、蓄積スピードが上がります。
横引きが長い煙突は、煤が堆積しやすいため注意が必要です。
放置した場合のリスクは煙突火災、1,000℃以上の高温になって建物に延焼します。
排気効率が低下して煙が逆流し、厨房内に煙が漏れ出す恐れがあります。
近隣トラブル、排煙に匂いや煤が混じり、周囲の苦情、建物、洗濯物を汚してしまうことがあります。
