長野県上田市、高原地帯の変形した煙突を点検・下見に行きました。
◆長野県上田市、高原地帯の変形した煙突を点検・下見に行きました。
別荘のオーナー様から「煙突が曲がってしまった。」ので点検して欲しいと依頼され下見に行きました。
雪の塊が屋根出しフラッシング煙突の雪割を乗り越え煙突を軒先方向に押し出し室内の煙突が「くの字」に変形してしまったようです。
手で押し戻すとある程度元の形状に復帰しました。
簡単に動いてしまう理由は野路部分で煙突が固定されていません。
室内にも煙突の振れ止め加工が無いので屋根を雪が滑り落ちる際、煙突に当たると簡単に煙突が曲がってしまいます。
このまま使い続けるとやがて屋根から雨水が侵入してしまいます。
炉壁も板壁に直か付け、薪ストーブをこのまま焚き続けると炉壁裏が低温火災の危険が有ります。
更に炉台のドア前が狭すぎ火の粉で床を焦がす危険も有ります。(ドア前は最低300㎜保護します。)