バイオマスボイラーとは

①輸入ボイラーの優位性

薪ストーブやペレットストーブは、投入した燃料が燃えます、例えば鋳鉄製ストーブなら鋳鉄に蓄熱し放熱、ペレットストーブは電気を使い送風しますが、しかし熱を作り、発して終了します。
熱エネルギーの利用を継続させるためには連続的にその行為を行い続ける必要があります。

ボイラーは、薪、ペレット、或はチップを燃やして作る熱エネルギーは熱交換器を用いて効率的に温水に変換し、配管により建物の暖房や給湯として利用します。
熱損失を限りなく抑え、発生したエネルギーを瞬時に熱交換することで、余すことなく熱源として利用することができます。
木質バイオマスは、太陽光や風力などの自然エネルギーに比べてエネルギー密度が高く、また貯蔵・運搬が可能という特徴があります。

一方化石燃料に比べてエネルギー密度が低いので、発電のために無理して高温を作り出すよりも、低温の熱利用の方が向いています。
実際給湯や暖房に使われる熱は50℃もあればよく、日本の平均で家庭のエネルギー需要の3分の1は給湯に、2割弱は暖房に使われています。
つまり、5~6割が低温の熱需要です。
公共施設、福祉施設、病院、宿泊施設など給湯需要の大きい施設はいくらでもあります。
穏やかな温もりとして活用することが理に適っている木質バイオマスは、まずはこうした低温の熱用途に利用していくのが賢い使い方です。

昔から薪、炭の形で木質バイオマス・エネルギーを使用してきた日本の現状を見ると、今使われている木質バイオマスボイラーの多くは輸入品です。
その理由はコンパクトに収められた設計含む洗練されたデザインだけでなく、決定的なのは燃焼効率の違いです。
ヨーロッパ製のボイラーの熱効率は90%にも達しています。
これに対して日本のボイラーは木屑を処理する焼却炉から出発しているためか、そもそもあまり熱効率に配慮しなかった面があります。

日本では再生可能エネルギーの一部や未利用エネルギー、既存エネルギーの新たな使い方のうち、普及段階にあって財政的に支援の必要なものを「新エネルギー」と呼びましたが(「新エネルギー利用などの促進に関する特別措置法1997年」)、その中に廃棄物はありましたが、バイオマスは含まれませんでした。
「新エネルギー」利用の開発に関して先端的な技術を優先する一方、古くから使われているバイオマスの使い方を洗練させていくことには熱心ではなかったようです。

この間ヨーロッパでは、新しい燃料形態の開発、ボイラーの効率の向上に取り組み、森林伐採や搬出の効率を高め、木質バイオマス・エネルギー導入拡大に成功しました。

バイオマスボイラー専門のメーカ フローリン社

木質バイオマスボイラーの詳細は、下記の事項をご参照ください。
ヨーロッパでのバイオマス事情

日本のエネルギー事情とバイオマス
バイオマスボイラー Q&A
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