機種やペレットの品質・煙突の仕様によりメンテナンスの頻度は変わりますが、最低1年に2回以上、定期的に状態を確認し必要あればその都度メンテナンスを行ってください。

ペレットタンク
タンクの底にはペレットが崩れた粉状の屑がたまりやすいため、定期的に取り除いてください。
放って置くとペレットの燃焼室へ送り出すスクリューが詰まり炎の立ち消えや逆火の原因になります。
炉内
ペレットストーブを使用すると、クリンカーという灰が溶融固化した塊状のものがグレート(燃焼皿)に残ります。
そのままにすると燃焼用空気が供給されにくく不完全燃焼の原因になりやすいため、シーズン中もこまめに取り除いてください。シーズンが終了したら、分解できる部品は取り外し、灰や煤をきれいに取り除きます。
灰受け皿
灰受け皿に溜まった灰は、満杯になる前に取り除きましょう。
廃棄する場合は、各自治体の指示に従ってください。
送風ファンの吹き出し口
煤やホコリがたまると燃焼効率が低下します。
数日~1週間ごとにブラシなどできれいに取り除いてください。
煙突
煙突やファンは、最低1年に1回ブラシを通してメンテナンスしましょう。
煙突を取り外し、たまった煤などをきれいに取り除いてください。
煙突が詰まると、炎の立ち消えや不完全燃焼、黒煙の発生などの原因になります。

クリンカーの掃除

一般的なペレットストーブは燃焼皿の底面に燃焼用の空気を取り込むため穴が開いていますが、クリンカーはその穴を塞いでしまうため、放置しておくと燃焼用の空気が入らず不完全燃焼を誘発させてしまうのです。
不完全続きと排気のが燃焼流れも悪くなり、火室内のペレット供給口からタンク内に熱が伝わり、タンク内のペレットに火がついてしまう逆火の一因となる可能性もあるため大変危険です。
そのため、全木やバークペレットを使用する際はこまめなメンテナンスが必要となります。
クリンカーとは?
クリンカーとは、ペレットが燃焼される過程で生成されるガラス質成分により灰が溶融固化した塊状のもので、主に燃焼皿に発生します。
クリンカーの発生要因であるガラス質成分は成長の速い植物や部位に多く含まれており、樹木の場合は樹皮側の方が成長が速いため、樹皮部を多く含むペレットほどクリンカーを多く発生させます。