上田市A様宅の煙突掃除をしました。
集落を見下ろす高台に建つ古民家を再生した住宅です。
ベランダからの景色に思わず見とれてしまいました。
重厚な玄関引き戸を空けて中に入ると広い石畳の玄関を通してご夫妻が収集した、アンテーク家具と太い梁で重厚な雰囲気に包まれています。
リビングに設置されたダンパー付きクリーンバン方式のフランス製薪ストーブが古民家と調和しています。
薪ストーブの近くに消火器やエアースプレー類・可燃性の物質は発火・破裂の危険があるので置かないようにしましょう。
屋根に登り煙突トップを外し、地上に降ろし清掃します。

トップ部分を金属ブラシで清掃

腐食した鉛製のフラッシング
屋根に取り付けられた鉛製フラッシング、経年劣化で腐食して穴が開き多量のコーキングで雨漏りを抑えている状態です。
しかも、ルーフサポートや煙突支持金具も付いていません。
コーキングで抑えているだけで煙突に触るとグラグラと揺れてしまいます。
室内側のシングル煙突も触れ止め金具がなく、グラグラと揺れてしまいます。
雨仕舞いが不十分のうえ、強風や地震対策がされていなく何時まで安全に使用できるか解りません。
早い時期の大幅な改善か煙突の入れ替えが必要です。

室内側に薪ストーブ清掃や点検に必須のスライド煙突がなくバッフル板の上に落とした煤の取出しが出来ません、グラグラと揺れるので煙突全体を持ち上げ、落とした多量の煤を吸引しました。

スライド煙突はメンテナンス以外に熱で膨張・収縮を繰り返す煙突の伸び縮みを吸収する役割もしています。
誰でもが、簡単に煙突掃除が出来るように薪ストーブ本体の近くにスライド煙突を付けましょう。

多量の煤を吸引後にバッフル板が見えるようになりました。

バッフル板の隙間から炉内に落ちた煤の一部です。
煙突全体からの煤の量はどんぶり鉢3杯くらい、煙道火災危険性があります。
正しい焚き方をマスターして煤の量を減らしましょう。
煙突を断熱二重煙突に交換して安全で安心な薪ストーブライフを楽しみましょう。